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戸田恵梨香 自分のプライベートな部分を“ふくよかにしたい”

【戸田恵梨香】自分のプライベートな部分を“ふくよかにしたい”

自愛。この言葉を何度も口にしていたのが印象的だった戸田恵梨香さん。自身のトークエッセイ集『彼女』には“よく「芯のある」とか「凛とした女性」だとか言われるがそんなことない!!”と綴っていたが、もがき苦しみ、思い悩んできたからこそなのか、やはり“しなやかさ”という強さを感じてしまう。そんな彼女に、今思う“幸せな瞬間”を聞いてみた。

「特に思うのは、朝起きたとき。子供の声で起きてパーッと笑顔になるのを見ると、とても幸せになります」

その一方で、母と俳優、その間で悩んでいる、とも。

「無理をしない」が今のテーマ

本気で仕事と向き合ってきたけれど、30歳を越えて、ずっと自分を追い込み続けるのはどうなんだろうって思うようになり、ここ最近は自分の気持ちに素直になること、無理をしないことがテーマ。今はいろんなことを犠牲にする時代ではないように感じているのもあって、もう少し自分を労り、自愛することを大切にしたいと思うように。もちろん今は子供が一番で、超最優先。その中でどう自愛するか。もう一度向き合っているところです。

改めて「母親ってすごい」。すべてのお母さんをリスペクト

自分が母親になってみて、こんなにも大変なことをしていたんだ、とその存在のすごさを思い知りました。私の母は、自分の人生をすべて子供達に捧げて、今も惜しみなくフォローしてくれていて。そのありがたみを実感するようになったし、母の想いを理解するようにも。そして家族という存在がいかに大切で偉大なのか、より深く感じるようになりました。

「今までキャリアを積んできて、ここから先、母親役が増えていくんだろうと想像するんですけど、今はまだ仕事を“しなきゃいけない”という感覚で。子供と一緒にいられる時間はすごく限られているという現実がある中で、片時も離れたくない気持ちがあるし、どういうバランスで仕事と向き合っていくのがいいのかと試行錯誤しているところ。と同時に、やってみないとわからない、とも思う。今は、もう少し悩みたい感じですね」

プライベートも仕事も、そして肌も何かと変化の時期を迎えている同世代のVOCE読者へのコメントをお願いすると、健康オタクな彼女らしい温かなメッセージが。

自分のプライベートな部分を「ふくよかにしたい」と今、思っています

30歳のとき、洋服からSNSにいたるまですべてのことを断捨離したのがきっかけで、自分の中で大きな発展があって。今まで背負いすぎていたものを一度捨ててみる、という自分と向き合う時間をつくることで、ジャンプアップできたような気がしています。

そして、次は何だろうと思ったときに、ひとりの人間として、女性として、そして母として、自分のプライベートの部分をふくよかにしていくことが人生にとっても、役者としても、スキルアップするひとつの手段なのかな、と。四季を感じたり、自然の空気を吸うことだったり、心のしなやかさは、そういうゆったりとした時間を過ごすことで得られると思うし、いかに大事なのかも実感しています。

「体のことをいろいろ勉強していく中で、そうだよなと思ったのは、ちょっとした不調を見逃さないこと。足が冷えているなと思ったら靴下をはいてちゃんと温める、体を冷やす飲み物は避ける。そういう基本を大切にすることで、心も体も深い傷がつかずに済む。

私自身、それをこの2~3年で実感したので、自分を大切にすることを皆さんにも続けてほしい。自分を守ることも愛でることができるのも自分だから、まずは自分が楽しいと思えること、笑顔につながることをやってみる。そうすることで自分を好きになれて、愛してあげられるようになり、自信を持つことにもつながると思うんです。だから、自分がやりたいことを信じて、まっすぐに突き進んでほしいなと思います。

今、“多様性を大切に”とよく言われているけど、もし本当にそれが叶う時代が来るとするならなおさら、やっぱり自分を認めてあげて、他人を気にしすぎずに、そして、自分を愛してほしいとすごく思います」


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