鈴木京香 201805

鈴木京香 201805


熱血刑事・波瑠とのバディ演じる頭脳派

「刑事もの」を得意とするテレビ朝日のドラマに、また新たな1本が加わった。といっても銃を片手に走り回る刑事ではない。未解決事件の文書を管理する「特命捜査対策室」の第6係で、“文字フェチ”とも言うべき頭脳派刑事の鳴海理沙を演じる。バディ(相棒)となるのは、肉体派で体力と柔術には自信のある熱血刑事・矢代朋(波瑠)だ。

「私の年代で、しかもこういう変わったタイプの刑事役をやらせていただく機会を得たのは、すごくうれしい」と喜ぶ。本格的な刑事役は今回が初めてだが、「プレッシャーはそんなに感じてなくて、楽しみなことばかり」と打ち明ける。

子供の頃には刑事ドラマをよく見ていたというが、演じる理沙は、決して王道のタイプの刑事ではない。「波瑠ちゃんと役が反対でも良かった。どちらかというと、波瑠ちゃんの方が涼やかでおしとやかな知性派で、私の方がガタイのいい女刑事でも」と笑う。ただそんな2人が、今回の役を演じることで「組み合わせの妙を感じたし、お互いにないものを補い合いながら、本当のバディに育っていけるようにしたい」と今後を見据える。2人はバディを組んだものの、まだまだ理沙が朋を認めきっていない雰囲気だが、「急に認めるのもリアリティーに欠ける。せりふにはなくても、朋に対して、ここで気持ちが動いたな、とか、このあたりからちょっと認めているな、などと考えながらやっています。私が教えるばかりでなく、若い彼女にも感化される方が面白い」と明かす。

そんなちょっとした意識を他の演者や演出側が感じ取ってくれるとうれしいといい、「工夫しがいがある。連続ドラマがどういう形で進展していくか分からないので、展開がどう来ても対応できるようにしていきたい」としっかりキャラクターを構築している。

7月から8月にかけて上演される「大人のけんかが終わるまで」の製作発表記者会見が、5月10日に東京都内で行われた

会見には鈴木、北村、板谷、藤井、麻実が登壇。冒頭には、演出の上村によるコメントが司会者によって読み上げられた。上村は本作を「未来永劫変わることのない男女関係と、社会の中で私たちにのしかかってくる倫理観とが、繊細かつ大胆に衝突します」と紹介し、「失われた青春を取り戻すかのような“狂乱のセレモニー”のようで、ある美しさを兼ね備えた作品」と魅力をアピールした。さらに岩松による上演台本を称賛しつつ、「今回集まっていただいた魅力的なキャストの皆さんの身体を通して発語されたとき、どういう音となって劇場空間に響くか大変楽しみです」と期待を語り、コメントは締めくくられた。

続いてキャストたちが挨拶した。アンドレアを演じる鈴木はまず「皆さんこんにちは。けんか上等、鈴木・アンドレア・京香です」と共演者や報道陣の笑いを誘い、続いて本作の感想を「はちゃめちゃに楽しい。岩松さんの上演台本を読んだとき、『大人って切ないな』ってきゅんとしたんです。もう大人の私たちにはそれぞれの抱える事情がすごく理解できて、いいお話だなと思いました」と明かす。また「四角四面のつまらない女なので、アンドレアのようなダイナミックさにあこがれる」と言う鈴木は、「もっと自分に厳しく人を意地悪な目で見て、アンドレアをやるまでに戦えるようにしたい」と気合十分の表情を見せた。

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